Joel に一言

Joel on Software を読んでいて、言いたいことはわかるのだけど、いろんな事を勘違いしてないだろうか。たとえば、XML なんかをベースにした AJAX とかの技術を全く新しいアーキテクチャが出てきて、世の中を変えるかのような風潮があるのは、おかしい事には同意できる。しかし、Java というものの発明とその辺りの技術を一緒にするのは、どうかと思う。Java は、少なくともマルチプラットフォームを具現化した最初のシステムだと思う。(.NET はマネだけど・・・)XML のような HTML の派生物的であり、且つ、「何でもできます=何も決めてません」のようなものを翳して、よくわかりもしない Web2.0 とサービスについて語ろうとする人が増えているのも、なんだかおかしな気がする。ただ、Joel に同意できるのは、技術基盤というのは、開発されるシステムに最適な物を選択し、最適な開発手法を取るべきものだという点。技術そのものなんてのは、それだけでは何の意味を持たず、使われて初めて意味のある物で、Java が全てに万能でないのと同様に、必要に応じた技術が選ばれるべきという事。
追伸:ところで、4/16 までは、充電期間のため、日記も、ちょっとさぼり気味。